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生産統括部長
Management

工場の明るい未来のために、固形製剤の復活に全力を注ぐ

生産統括部

細田 和寿 Kazutoshi Hosoda

生産統括部 部長 1991年入社

医薬品の生産、品質保証、サプライチェーンなど、工場の主要な部署での実務とマネジメント経験を積んできた。現在は生産統括部の部長として、職場環境の構築や人財育成にも注力しながら、前会社の意思決定により終結した固形製剤の製造ラインの再立ち上げと、安定稼働を目指したプロジェクトをリードしている。

現在の仕事内容

改善が成果として見えるから、生産の仕事は面白い

「ものづくり」の心臓部分として医薬品製造を手掛けるのが、生産統括部です。生産部門のやりがいは私たちが実際に製造した医薬品が、患者様のQOL(生活の質)に寄与しているという実感を得られることです。そして自分自身の取り組みが具体的な成果となって可視化されることも、この仕事の面白さです。作業の段取り調整、小さな工夫で生産効率を改善させることができたときの喜びは、私が現場にいたころの楽しみの一つでした。

現在は統括部長として生産全体を管理する立場です。医薬品製造には厳しい基準があり、それを遵守することが求められます。スケジュールを守り、適正なリソースの確保や調整を行い、全生産ラインの監督に努めています。また、スタッフの教育や訓練、職場の風土づくりにも注力し、みんなが気持ちよく働ける環境構築を意識しています。

仕事での挑戦とやりがい

一度終了した固形製剤の製造を軌道に乗せることに全身全霊を注ぐ

私が現在最大のミッションとして取り組んでいるのが、固形製剤ラインの再立ち上げと、商業生産の安定稼働です。川越工場では前会社の傘下にあった時代の2020年に、固形製剤の製造が停止されました。設備の売却や、最高の固形製剤チームだと自負していたメンバーたちが散り散りになっていた状況からの再構築には、乗り越えていくべきハードルもたくさんありました。

しかし再び固形製剤を作れることへの喜びは、その困難を超える、言葉にはできない高揚があります。私たちがこれまでに培ってきたシステムやノウハウは、グローバルで誇れるレベルのものです。それを次世代に継承し、新たに導入した設備や増員した人員を成長させ、再び最高の固形製剤チームを築き上げることを目指しています。そしてお客様の要望にしっかりと応え、生産統括部から社内に明るい未来や希望を届けていけたらと思っています。

これからの目標

ONE川越の意識のもとに、皆が一丸となれる風土がある

こ数年は会社として大きな変革を経て、激動の時代を過ごしてきました。しかし私たち自身の想いは何も変わっていません。社内にはアドラゴスファーマ川越工場にとって何が最適なのかを “ONE川越”として考え、実行しようとするマインドが根付いています。グローバル企業の一員でありながら、大変なことがあっても仲間と協力して困難を乗り越えようとする日本らしさもあります。トップダウンとボトムアップが良いバランスで調和し、各所で意見を言いやすい環境が整っているのも強みですね。この仲間たちがいればどんな荒波も越えていけると感じられます。

幸いなことに、CDMOとなってからたくさんの依頼をいただき、お客様からの期待の大きさをひしひしと感じる毎日です。「今度この会社のこの薬を作ることが決まりました」と報告すると工場全体が一気に盛り上がり、モチベーションも向上します。新しいことに取り組める喜びをともに味わいながら、工場と社内が一丸となって前進していきたいと思っています。