コミュニケーションを大切に、顧客との信頼関係を築いていく
宮前 洸太 Kota Miyamae
入社後はさまざまな部署を横断する形でキャリアを積んだ。生産では固形製剤や無菌製剤を扱い、安全や環境整備を担うHSE、海外製造元との調整や生産計画を管理するサプライチェーンなどを経験。現在は新しくできたCRM部で、カスタマーの窓口となって幅広い業務を担当している。
現在の仕事内容
患者様に近いところで貢献できるのが医薬品製造
大学では貧血症の研究をしており、病気の方々のためにできる仕事は何だろうと考えたとき、医薬品の製造は貢献できる機会が多いと考えました。中でもアドラゴスファーマ川越のオープンでフラットな風土や、患者様に高品質な医薬品を届けたいという、工場の想いに共感したことが入社の決め手でした。
現在は顧客対応の部署であるCRM部で、カスタマーサービスを担当しています。製造のご依頼があればご要望の確認を行い、自社の制約の中にどう落とし込むかを考え、社内のサプライチェーンをはじめとするさまざまな部署との調整をしていきます。私はほとんどすべてのお客様のコミュニケーションに入りますが、1社につき多いと百種類以上の薬を製造しているので、確認事項や対応は膨大です。新しいお客様も増えており、両社の制約や契約を踏まえ、ともにWin-Winになるように関係性を築きながら調整し、課題解決の提案をする力が問われます。
仕事での挑戦とやりがい
顧客窓口として全体を見渡し、的確で迅速な働きが鍵
既存顧客の対応では依頼やご要望、お問い合わせをいただくところからはじまり、生産となれば原材料の受け入れをお客様とやり取りし、工場のライン確保など、調整を社内でしていきます。原材料の到着が遅れることもあり、その場合に備えてバックアッププランも立てなくてはなりません。窓口対応が遅いと全体の対応も遅れてしまうので、スピードは大事ですね。気がつくと問い合わせのメールがいっぱいになっていますが、迅速かつ的確にお応えしていくことを常に考えています。CRM部は会社がCDMOビジネスを行っていく上で非常に重要なポジションを担っていると思いますし、ここが機能しないと会社も機能しません。設立から1年、組織や仕組みを懸命に整えてきてお客様にも認めていただけていますが、顧客満足を追求し、まだまだ信頼を積み上げていきたいと思います。
これからの目標
CRMの仕事を通して、自身の成長にも手応えあり
CRM部はアドラゴスファーマ川越の内部へのコミュニケーションも活発に行う部署です。メンバーは交渉や対応力といったスキルに長けた人ばかりですが、いろんなコミュニケーションが発生するので、効率的にこなしていくうちにスキルがどんどん上がっていく感覚があります。個人的には、国内だけでなく、海外のお客様との会議や電話でもスムーズな対応ができることを目指しています。
製薬業界の中でCDMOは成長する業種だと感じています。何より、いろんなお客様から薬の製造を委託されるという現状には、成長の可能性を強く感じます。会社の成長に伴い、これから新しい業種や業務もどんどん増える予定ですが、私自身も興味のある仕事を見つけたとき、すぐにそちらに移れるくらいのオールマイティな力をつけることを目指し、頑張っていきたいと思います。