新しい事業をゼロから作り、会社の未来を切り開いていく
廣崎 宗孝 Munetaka Hirosaki
生産をはじめ工場に関連する業務を幅広く経験し、サプライチェーン部長に若手ながら就任。その後新設されたCRM部の部長として、立ち上げから顧客対応まで力を発揮している。高校・大学を海外で過ごした堪能な英語力は、海外の取引先との交渉における大きな武器。
現在の仕事内容
まったくの新しい挑戦はやりがいと使命感でいっぱい
私が部長を努めるCRM(Customer Relationship Management)部は、2024年にできたばかりの部署です。私たちは大手製薬会社の工場だったところから切り離され、アドラゴスファーマ川越として独立しました。しかしそうなると、これまで前身会社が担っていた会社としての機能も全部自分たちで整え、賄わなければなりません。顧客対応がその一つで、私がその窓口となるCRM部の立ち上げを任されることになりました。
未知の世界に挑むことは、わからないことばかり。通常のサラリーマンなら、普通は入社して歯車の一つを担うことになると思います。しかしゼロから歯車を作ることになると、何か一つ決めたり、確認するのも大変です。しかし会社自体が若く、のびしろしかない状況で新しい事業を立ち上げる経験は、めったにできることではありません。大変ですが大きなやりがいを感じながら、挑戦をする日々です。
仕事での挑戦とやりがい
メンバーと力を合わせて、部の仕組みそのものを作っていく
CRM部には既存顧客やサプライチェーンとの交渉・調整を担当するカスタマーサービスグループと、新規顧客の開拓を行うカスタマーデベロップメントグループがあります。顧客獲得から生産に関する連絡・調整など、カスタマーに関わるすべての窓口をこなすのが役目です。社内にノウハウがない中での仕組みや指針づくりは試行錯誤の連続。メンバーや社内での話し合いを何度も重ねました。それでも皆が初めての経験をしながら、一歩一歩進んできた実感もあります。私も人生で初めて営業をやっていますが、展示会に出展してさまざまな会社の方と話して興味を持っていただくと、「これが営業か」と醍醐味を感じることもあります。
製造や開発の受託専門のCDMOは需要に対して国内に会社がまだ少なく、キャパシティが足りていない市場状況があります。この事業拡大のチャンスを逃さないよう、今が大事なとき。しっかり活動して認知度を高め、お客様を獲得していきたいと思います。
これからの目標
成長する機会がある風土で、さらなる飛躍を目指す
アドラゴスファーマ川越は実力主義の会社です。若手、ベテランに関係なく、やる気のある社員に対して更なる成長と活躍するチャンスを公平に与えてくれます。私自身、1年目から重要なグローバルの監査の場に出させていただいたり、若くして管理職に抜擢されました。しかしそれはもちろん、自分自身の努力があってのことでもあります。私自身は最初に製造で3年間過ごし、そこで蓄えた知識や経験がすべての土台であり、カスタマー対応にも存分に生きています。
若くしてさまざまな経験と成長の場をいただけたので、今後はこの先の会社を担う若手人財にもチャンスを与えられるような働きをしていきたいと思っています。CRM部は若手が中心の部署です。まずはそうした仲間たちと新しいことに挑んで成果を出し、成功体験を積み上げられたらと思っています。